浮気亭主と借金地獄妻(短編)
「もしもしぃ? あ~奥さんですか? 町内会長の福田ですぅ。」
「ちょちょちょ?」
「いや~この度ね、公民館を建て直す事に決まりましてねぇ」
「――…はぁ」
「え~つきましては各ご家庭に最高3万の寄付をお願いしてたんですぅ」
「寄付?」
「は~い、そう、寄付ですぅ。どのお宅もビタ一文出さないって家ばっかりで困ってたんですがぁ、さすがご主人だ。最低の2千円をオッケーして頂きましたぁ」
「―――……うちは結構ですッ!!」
息も荒く葉子は電話を切った。
「ちょちょちょ?」
「いや~この度ね、公民館を建て直す事に決まりましてねぇ」
「――…はぁ」
「え~つきましては各ご家庭に最高3万の寄付をお願いしてたんですぅ」
「寄付?」
「は~い、そう、寄付ですぅ。どのお宅もビタ一文出さないって家ばっかりで困ってたんですがぁ、さすがご主人だ。最低の2千円をオッケーして頂きましたぁ」
「―――……うちは結構ですッ!!」
息も荒く葉子は電話を切った。