抱きしめてくれる?

「ごめんな…なんか思い出させて」

「いいよ、隠しててもしかたがないし」

「じゃあ俺お前から言うまで
キスまでしかしない
なんか家来てさっそく脱がしたじゃん?
そういう目当てで
真子と付き合ってるわけじゃないし
2人きりなったら
脱がしたくなっちゃうんだよね
だからこれからは
真子から言わないとなんもしない!」



健ちゃんは笑いながら言った。



「健ちゃんも
普通の男子と変わんないね
でも…キスまでは健ちゃんからしてよ」

「こんな会話してんの
なんか恥ずかしいな」





気を使って私のことを考えてくれる
すごく嬉しかった。





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