°°ワガママの果て°°
この2月中旬の真冬に雨が降るわけ…
と思ったのも束の間、
俺の腕をスルッと抜けてザクザクと屋根のない場所まで走るアイツ。
「ねぇ~♡雨だよぉ!この時期に雨~!!あ・め・あ・め♡」
なぜアイツのテンションが上がっているのか…俺にはわけがわからない。
「お前さ…そんなに雨好きだったっけ?」
「ううん!嫌い!」
「はっ?意味わかんねぇ~てか濡れるからこっち来いよ!」
「だって不思議じゃない?この時期に雨って!滅多にないよぉ♡」
なぜか浮かれながら空を見上げるアイツに言ってやった。
「まぁ…単純に気温が上がったんだろうな!」
「なんで?なんで気温が上がったの?」
すかさず視線を落として俺を見つめながらアホみたいな質問をしてくる。
「………………」
ここはもう面倒だから無視…と思った瞬間、アイツは駆け寄ってきて俺の腕をつかんで再び同じ質問をした。
「ねぇなんで?なんで気温が上がったの?」
と思ったのも束の間、
俺の腕をスルッと抜けてザクザクと屋根のない場所まで走るアイツ。
「ねぇ~♡雨だよぉ!この時期に雨~!!あ・め・あ・め♡」
なぜアイツのテンションが上がっているのか…俺にはわけがわからない。
「お前さ…そんなに雨好きだったっけ?」
「ううん!嫌い!」
「はっ?意味わかんねぇ~てか濡れるからこっち来いよ!」
「だって不思議じゃない?この時期に雨って!滅多にないよぉ♡」
なぜか浮かれながら空を見上げるアイツに言ってやった。
「まぁ…単純に気温が上がったんだろうな!」
「なんで?なんで気温が上がったの?」
すかさず視線を落として俺を見つめながらアホみたいな質問をしてくる。
「………………」
ここはもう面倒だから無視…と思った瞬間、アイツは駆け寄ってきて俺の腕をつかんで再び同じ質問をした。
「ねぇなんで?なんで気温が上がったの?」