先輩とアタシ


「うん‥えへへ♪」


えへへって‥‥。


どんだけ進んでるの?!


考えられないなぁ‥‥。

ヤるとか‥‥‥なんかね?


初めてだし‥。


恐いし‥。


まだまだ先のことだよね?



何も言葉が出ないアタシに、尋佳が続けた。



「なんかさ、そういうことすると、より信頼しあえた気がするんだ。なんか、本当に通じあえたみたいな?」



本当に通じあえる?



今だってすごく大輔先輩とは、通じあえてるつもり。



違うのかな?



『通じあえるの‥‥?』



「そう!なんか繋がることで、お互いの気持ちを確認しあえるんだよ。だから小夜も頑張りな!」


.
< 181 / 405 >

この作品をシェア

pagetop