先輩とアタシ



スーパーの袋を広げて尋佳に見せてみる。


中には、野菜サラダを作れるような物と、ウィンナー。



「先生‥‥主食作れないじゃん‥!」



『だよね‥‥どうする?お米は、職員室行けば貰えるからさ‥‥チャーハンとか?調理室に調味料あるし!』



「それだ!今日は冴えてるじゃん(笑)♪」



尋佳がアタシの背中をバシバシ叩く。



『いてて‥‥』



「よし!そうと決まったら作りましょう!」



調理室に向かった。



今の合宿は、そんなに厳しくないみたい。


まあ練習は、大変そうだけど、みんな楽しそうにやってる。


これもキャプテンのおかげ‥?



なんて思っちゃったり‥///



合宿中は、ずーっと先輩を目で追ってしまう。



尋佳も駿ちゃんを見つけては、騒いでる。



マネージャーになって良かった。



こんな素敵な仲間に出会えたし、みんなのために何かをするってことの、やりがいを知ることが出来たから。



でもやっぱり先輩に出会えたことが、一番かも‥‥‥!



.
< 206 / 405 >

この作品をシェア

pagetop