先輩とアタシ



「おじゃましまーす!」


と言って入ってきたのは女子三人。



「おい、なんで女子まで?」


男女が部屋に集まるのは、確か禁止だろ?


しかもあまりオレの得意なタイプのやつじゃないし。



男子の一人が


「俺が呼んだの!やっぱ男だけじゃな?」


意味わかんねぇから!



みんな盛り上がって、女子とトランプを始めた。


オレの隣にも女子が座った。


「大輔くんの隣なんて緊張ー!」



とか言ってるし。


「わりぃ。ちょっと抜ける。」


涼がブーブー言ってる声も無視して、部屋の近くの休憩所の椅子に座って携帯の通話ボタンを押した。


電子音が数秒なって



《もしもし?》


小夜が出た。



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