先輩とアタシ
びっくりして振り返ると、お母さんが居た。
『お母さんっ。どうしたの?』
「おつまみ切れちゃってね。そこのコンビニに買いに行ってたのよ。
それより!寒いから家に入りなさい。」
え?
「あ、いえ。オレ帰ります。すみません、こんな遅い時間に連れ回しちゃって。」
先輩がすかさず謝った。
でも、先輩が家に来たらもっと一緒に居れる。
一緒に居たいアタシは、先輩が家に上がってくれるのを期待した。
「いいのよ!迷惑じゃなければ、泊まって行きなさい。」
「えっ、よろしいんですか?」
よろしいんですかって、先輩かしこまってる。
そんなことより、先輩泊まっていってくれるの?
「いいわよ!ほら、風邪引かない内に入りなさい。」
そう言ってお母さんは、玄関を開けた。
やったー!
先輩ともっと一緒に居れる!
.