先輩とアタシ



『おいし‥‥。』



美鈴先輩と一緒に作ったカレー。


一緒にと言っても、アタシは足を引っ張っただけ。



本当に何でも出来てうらやましい。



大輔先輩の隣りに座るのは、美鈴先輩。



周りの人に冷やかされながらも、楽しそうにしている2人。



大輔先輩が美鈴先輩の頭を、撫でていた。



また自己嫌悪に陥ろうとしていたとき、




「ぷっ‥‥‥くくっ」



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