俺だけみとけ!




―悠 side―




はぁー…すっげー緊張してきた!



るい、どこいんだよ…





やがて客席中央から右側にるいが見えた…





『るい!』





マイクで叫び、辺りが俺の呼んだるいに目が集まった。




どくん…どくん…




自分でも心臓の音がはねるのがわかる。




今、伝えるよ。






『るい、俺、お前の事が好きだ!
もしよかったら俺と付き合って下さい…』





静まり返る客席…―――




るいは笑って両手で大きな〇を作った。





えっ?





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