俺だけみとけ!

どうして…




それから明里とも普通にたわいのない会話で盛り上がったりしている。




「文化祭の出し物、焼きそば店に決まったね♪」


『だなー』


「やだったの?」



明里は不満げに聞いてきた。


明里の表情一つ一つが好きだ。


笑った顔

怒った顔

困った顔

不機嫌な顔

不満げな顔…


全部、近くで感じたい。

それが今の本音かな?



『たこ焼き店の方がしたかったなーって』



頭の後ろで手を組んで笑って見せると、明里は何故か笑った。





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