俺だけみとけ!
教室に帰ると、悠はるいのTシャツを一生懸命スプレーをかけていた。
『俺も作んないとな!』
自分のカバンから黒の無地のTシャツを取り出した。
「あっ、ひぃ早く!」
明里は手招きし、俺の場所を確保してくれていた。
ほんと優しいやつ…
俺は明里の隣に腰を降ろした。
『なぁ、どうやるか教えてよ?』
スプレーをかける明里の腕をつついた。
「わかってる♪ 」
明里は笑って俺のTシャツを受け取った。