俺だけみとけ!

チャンスなのに…





なんで明里が一人で泣いてるんだよ…


明里は今日アイツと回ってるんじゃなかったのか?




『明里…』




そっと肩が震えている明里に近づいた。


こんな小さな肩を震わせながらも、必死に涙を拭おうとしていた。




「バカだよね。私」




涙を拭いて笑い飛ばした明里…


そんなの…




『私、降られちゃった!』




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