俺だけみとけ!



―明里 side―



ひぃの気持ちに気付かされたのはついこの前…


先輩と別れて一週間ぐらい経った時だった。




「明里、そろそろ気づいてんでしょ?」


「何が?」




昼休みにひぃと悠が購買に行っている間にるいが言った。




「緋色の気持ち」




へっ??


この時初めて知った…


ずっと隣にいたひぃの気持ちを…―




「あたしは絶対あんな先輩より緋色の方が、明里にお似合いだと思うけど」




るいが言ってくれて、今の私は自分の事でいっぱいいっぱいになってたってわかった。



”明里に振り向いてもらえるように頑張る ”




か♪





ひぃの横顔が夕焼けがバックなせいか、ちょっといつもと違ってみえた。


私、ひぃとなら変われるかもしれないね…




―明里 side end―








< 86 / 203 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop