そんなアナタが好きです。



そして帰りのHRが終わり、私が教室から出ようとすると夏川先生に絡まれた。









「遥音、今から暇か?」





「え、えっと…」









遊びだし暇じゃないって言ってもいいのか悩んでいると何かを察してくれたようで
先生は少し楽しそうに言う。









「先約か?
じゃあ遥緋の方に頼んどく」





「あ、すみません…」









遥緋にも先生にも申し訳なくなり、謝ると先生はニコッと笑う。









「おう、それより彼方のこと頼んだぞ」





「な、なんで知ってるんですかっ!?」









自分でわかるくらい顔が熱くなり動揺してしまう。









「お前の顔見てたらひと目でわかるぞ(笑)
まぁ楽しんでこいよ?」





「あ、はいっ!ありがとうございます♪」





「おう!」









夏川先生は本当にいい先生だと思う(笑)



まだ30代前半くらいかな?で
顔も言うとかなりのイケメンというものだと思う。




何だかお父さんみたいだなぁ…笑









そんな考えはおいて急いで3Kの教室に向かった。





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