そんなアナタが好きです。



「でもそこで僕は気づいたんだ。
僕を好きになった人の理由はみんな共通して顔がいいからだったって。
顔がいいなら誰でもいいのか、中身じゃないのかっておもってそこで君が知っている僕のタラシ伝説がはじまったんだ」









なるほど…ちょっとわかったかな…





先輩は優しい瞳で私をまっすぐ捉える。









「僕がこんなこと話したの君が初めて。
でもなんでか遥音ちゃんには知ってて欲しかったんだよね」





「ありがとうございます♪」









先輩に心を開いてもらえたような

先輩と本当に付き合ったって事実を知らされたような

そんな気持ちになって胸がいっぱいいっぱいで
すごく幸せ…♪





先輩が話してくれたんだ。





だったら私も話すことにしようかな…



でも今はまだ、また今度にしよう





いまはこの気持ちをずっとあじわっていたいから…









それからずっといろんな話をして先輩に送ってもらって帰った。






先輩と秘密の付き合い…


なんだかドキドキするなぁ♪





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