桃色クレヨン
『絵でそんなに褒められたのは初めてよ。』
そう天宮は言った。
『親とか…褒めてくれたりしないの?』
俺がそう言うと急に顔を青ざめて…。
『……褒めてくれないよ。』
そう悲しそうな目で言ってきた。
『そっか…』
俺は何となくこれ以上聞いちゃいけない気がした。
『ごめんね。もっと楽しいお話しよ。』
天宮はそう言うとまた笑った。
『秋山くんは…サッカー部なの?
そのユニホーム……』
『あぁ…そうだよ!』
『スッゴク似合ってるね。
私は運動とかダメダメだから。』
エヘヘと笑いながら言った。