桃色クレヨン
土曜日練習



『いつもよりテンション高いなー!!』


っと陵が俺に激突してきた。


『陵こそ昨日の暗さが嘘のように明るいぜ。なんかあったのか?』


『実は…実は詩乃から連絡あってな~!』


っと言い陵はメール画面を俺に見せてきた。



陵、今まで連絡できなくてごめん。

月曜日からはちゃんと登校するから。

あっ…連絡できなかった罰としてジュース奢ってあげてもいいわよ?


詩乃。



っと言うメール。



『よかったな。』


っと言っといた。


『そういう悟はなんでテンション高いんだよ。』


『それは…』


言おうとしたら天宮の姿が見えた。



『あまーみや!!』



俺は大声で天宮を呼んだ。



天宮はビックリしたみたいで、体をビクッとしてから手を振った。
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