...向日葵と真夏の片想い*

...夏休み

 



「そこっ! もたもたしない!」

「はいっ」




夏休みが始まって数日が経つある日。
俺はサッカー部の練習に励んでいた。


俺は愛夏のことでそんなにうじうじするような奴じゃないし。


しっかり頑張っていた方が愛夏も喜ぶ気がする。




「悠真っ、パスっ!」

「おーっ!」




龍から回ってきたボールを、まだ敵が追いついていない内にゴールに入れた。



 
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