ママのあたしが恋をした。
「今何時かわかってる?気を付けて帰れよ。」



「う、うん!気を付けるよ。ま、またねっ!」



動揺してるのばれちゃったかな。




大丈夫だよ。きっと大丈夫。和登は鈍いんだから。





「ただいま。」





電気をつけて姫をベビーベッドに寝かす。




「おやすみ。姫…」





この可愛い寝顔を見ていられるあたしは世界一の幸せ者だと思った。






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