ママのあたしが恋をした。
高校入学2回目のクリスマスがやってきた。






1年は早いな。






そう感じながらスーパーの前の小さなクリスマスツリーに目をやる。






「香流ー!ごめんな。」






中でお菓子を買えと駄々をこねてた姫を連れ出してきてくれた。






「ううん。ありがとう。」






今日は12月24日。






家で3人のプチパーティー!





なんて。







「今日は鍋だったよね?」






「うん!あたし久しぶりのお鍋なの!」





もう和登のキスシーンを見てから吹っ切れたかも。







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