Eternally…


やっぱり贅沢な二択なのかな…。


「このままあんたが向き合うのから逃げて
ずるずる引きずったら…

中途半端な状態で
2人とも振り回す事になる」


「…あたし、それだけは嫌なん」
  

「……うん…そうやろ?
でもな、無理やり『こっち!』って
決めるのはあかん。

ちゃんと自分の心で
この人を守りたいって思った人が
あんたがほんまに大事な人やで」


ユキは全部全部わかってくれた。
やっぱ中学の時からずっと
仲良しなだけある。

あたしはユキの最後の言葉に
笑顔で頷いた。


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