初恋は涙色に輝く…
光瑠、席ここだよー
私が、そう呼ぼうとしたときだった。
「光瑠。お前俺のとなり。」
私の後ろの席に座ってた男の子が呟くようにして言った。
「お?なんだよ蓮斗~Rento~。席とっててくれたのか?」
蓮斗と呼ばれた男の子を見て嬉しそうに笑った光瑠。
仲の良い友達だったのかもしれない。
「はぁ?んなわけねーだろ。たまたま空いてたから教えただけだ。」
しかし、光瑠の友好的笑顔に対して冷めたような視線を送る蓮斗君。
私は、直感的に、こいつ…苦手なタイプだ。
そう思った。