初恋は涙色に輝く…
「まじでかっけーから!!覚悟しといた方がいいよ。」
にやぁ。と笑って和馬さんが言う。
『えー?でも、剣道部なんですよねー。』
剣道部がかっこいいなんてあんまり聞かないよ。
むしろ地味な方でしょ。
うちらの学年だって、本が似合うような男子しか入ってない気がするし。
「それが、かっこいいんだなぁ。」
「陽菜ちゃん、びっくりすると思うよー!」
友美さんまで、言い始めた。
友美さんが言うなら、信じましょーう。
そう言って、和馬さんが開けるドアの向こうを見つめた。