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第3章後悔

しばらく経つと、寮に、好きな人ができたらしい。
もちろん、寮は隠し事せず教えてくれた。この時僕は後悔したのだった。寮の好きな人は、僕の幼なじみの¨咲¨だった。
「健ーー!!!俺さ、好きな人出来たわぁー。」
「まじかー!!!誰ー?」
「木下さん。木下咲さん。」

……僕は頭の中が真っ白になった。……

「健、応援してくれよ!」

僕はなんでこの時こんなことを言ってしまったのだろう。

「もちろん。俺たち親友だろ」
俺は馬鹿だ……
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