人と狐と新撰組と
蘭「い、いえ!!男の人が助けてくれて…
あっ!お礼……あれ?」

蘭は周りを見渡し始めた。

土「男?どいつだ?」

蘭は困った顔をして、

蘭「それが…いないんです。さっきまでいたのですが…」

土「まぁいい…。これからは気を付けろよ。」

蘭「はい!!ご迷惑をおかけしました。」

蘭は店に帰って行った。

(さて、俺も帰るか…)

俺は屯所に足を向けた。

(それにしても…騒ぎを止めた男、一体何者なんだ…?)

俺は屯所に帰りながらそんなことを考えていた。


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