そんな乙女の恋心**.






夜ご飯も食べずに


お風呂で

シャワーを浴びながら



今日のことを思い出して



もしかしたら

悪い夢だったんじゃないか


とか

現実から

目を背けようとしてみたけど




部屋に戻って

開いたスマホに残ってる


華からのたくさんの着信と

たった一言



『大丈夫?』




それだけで


現実に引き戻されるには



十分、だった






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