Kiss&Love

悠先生が黒板にあたしの名前を書きながら言う。


「よ、よろしくお願いします」

「適当に空いてる席座って良いよー」


え、ちょ



「未紗ちゃーん!俺んとこ!俺の膝の上が空いてる!」

「バカかおまえは」


ちょっと!よく見ると皆美男美女!


美男美女揃いとゆー噂はほんとだったのか!


悩んでいると、一人の女の子と目が合った。

その女の子は微笑み、自分の隣の空いた机を指で軽くつついている。


決定。女の子の可愛さに弱いです、すみません



あたしはその席に座る



隣の女の子が最高の笑顔であたしに話しかけてくれた



「あたし、柚原愛美!皆から愛って呼ばれてるからそう呼んでね!未紗!」

「わ、わかった」


< 15 / 33 >

この作品をシェア

pagetop