氷と魔女《specialstory 完結》
「うっうっうわあぁぁぁぁぁぁぁ!」


泣き声は叫び声へと変わってゆく。

よろよろと、さっきまで吟がいた窓辺まで四つんばいで向かう。


あのね、吟。

もしも“話”が普通の世間話だったらね。
この部屋の“特典”をいおうと思ってたんだ。




おぼえてる?冷夜の話。
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