氷と魔女《specialstory 完結》
「フグリリーダー。挨拶を」


「はい」




疲れた…今すぐ家に帰って寝たい。

みんなもそう思ってるだろうけど。


次会う時が開戦時だもん。
私の話に耳をかたむこうとしてくれている。


「……次会う時は、開戦時の時。
日程も伝えました。時間も伝えました。
魔法の準備の仕方も教えました…

あとは…

あなたたちの心の準備だけです。
開戦時までにそれを十分に準備しておいて…後悔しないためにも。

……終わります」




私が下がると、部屋が一瞬で拍手の嵐になった。


パチパチパチパチパチパチパチパチパチ

「リーダー!もぅ、私は大丈夫です!」
「一緒に頑張りましょう!」
「絶対勝ちましょう!」


みんなが私に向けていろいろ言って来てくれた。


「………ありがとう。
今回の作戦会議は私が閉じたいと思います。


……これにて、最終作戦会議を終了します。
次回作戦会議日程は、ありません。
次回会合は…運命の決戦時の開戦の時。
それまで…さようなら」


『はい!』



相変わらず頼りになる返事をして、みんなはどんどん消えていく。



そして最後には、3幹部と春美と私。

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