氷と魔女《specialstory 完結》
けど最近、その夢事態に疑問を抱いてたりするんだ。

医者になろうとしたきっかけさえ…忘れた気がする。


スクバに必要な教科書、ペンケースや財布とかを詰めてリビングへ行くと、誰もいなかった。



……今日は2人ともいないか。



俺の家は母親が看護師で父親が医者だ。


けど仲は悪くない…いや、たまに3人揃えばうるさい程で仲が良すぎるぐらいだ。


3人揃えば暖かい…暑い家族だけど、肝心の3人が揃わない。


年末年始も仕事柄あやういところがあるもんなぁ。


兄が1人いるけど今は弁護士目指して大学に近いところで1人ぐらし中だ。




「…いってきまーす」


今日も購買かな、そんなこと思いながら家を出た。



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