空とマンホール

「砂藤さんは?」

「あたしも嬉しい言葉貰ったんです。ずっと自分が思ってた言葉を、誰かから貰うなんて思ってもみなかったので」

大凡そのお相手は汐野くんだろう。

苦笑してそれに頷く。でも、幸せな人と一緒にいるのも悪くない。
準備室から先生が現れた。

「先生、持ってきました。色はこれしかないって」

「そっか、じゃあ必要な分だけ書き出しといて」

はーい、と返事をする声を聞いて、良い後輩を持ったと思った。

「そういえば先輩、ポスターのモチーフは何にするんですか?」

二人の視線がこっちを向いた。
よし、決めた。

「空とマンホール」




end.
2014.12.07

< 134 / 134 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:8

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

WATCH.
鯵哉/著

総文字数/9,744

恋愛(オフィスラブ)37ページ

超短編!フェチから始まる溺愛コンテストエントリー中
表紙を見る 表紙を閉じる
―――今、何時? ―――なんでいつも時間聞いてくんの? ―――いるよ。好きなひと ―――帰んないでよ ―――あー、まあいっか、もう あんたのその 腕時計見る姿が好きなんだよ またしても試運転 20260614〜 20260715
ほしうらない
鯵哉/著

総文字数/13,473

恋愛(オフィスラブ)53ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
いつも物語は 自分を軸にまわっていなくて いつになったら あの星みたいになれるのだろう
嘘八百
鯵哉/著

総文字数/20,590

恋愛(ラブコメ)80ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
出会いは嘘だらけで 付き合いも嘘だらけで 何一つ どこにも 本当はないのに 「整形したときの借金がある」 「そうか」 あなたのことが 忘れられない 試運転 20250101

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop