幸せを、君に。


もう決定事項だろうから、抗いようはないと思い、俺は素直に返事をした。


確かに、誰とでもいいと思ったが…


それは"男なら"という条件付きのものであって、天野とは…


本当はどうしても嫌だった。


だがまぁ仕方ない。


諦めよう。




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