‡私立王城学園‡
ラ「より好みはいけませんよ〜」
リクから銃を返してもらい鞄に詰める。
流「二人だけは敵にしたくねぇ……」
流がボソッと呟いた。
***
教室に入って自分の席に向かうと、菊の花が置かれた俺の机が目に入った。
それを見てじっくり考え、菊を手に取る。
本を一先ずリクの机に置く。
鞄からハサミを出して、茎の先を鋭くする。
窓を開けてそれを投げる。
菊は外を歩いていた生徒会長の頭に当たった。
会長さんは頭を押さえて悶絶してる。
うん、満足。
花瓶はロッカーの上に置いて、デジカメで撮影。
鞄からノートパソコンを出してオークションのページを開け、データを移し売りに出す。
少しでも研究費の足しにね。
それが終わるとリクの机から本を移し読み始める。
本をめくる手を止めず、ひたすら字を追う。
速読だ。
周りはそんな俺の行動に呆気にとられている。
そんなときにチャイムがなって中尾っちが母さんと一緒に入って来た。
母さんは紅い髪を昔あげた焦げ茶のスプレーで染めている。
後で新作あげよー。
顔には大きな丸眼鏡。
中「席付けー」
突っ立ったままの生徒に一声かける中尾っち。
リクから銃を返してもらい鞄に詰める。
流「二人だけは敵にしたくねぇ……」
流がボソッと呟いた。
***
教室に入って自分の席に向かうと、菊の花が置かれた俺の机が目に入った。
それを見てじっくり考え、菊を手に取る。
本を一先ずリクの机に置く。
鞄からハサミを出して、茎の先を鋭くする。
窓を開けてそれを投げる。
菊は外を歩いていた生徒会長の頭に当たった。
会長さんは頭を押さえて悶絶してる。
うん、満足。
花瓶はロッカーの上に置いて、デジカメで撮影。
鞄からノートパソコンを出してオークションのページを開け、データを移し売りに出す。
少しでも研究費の足しにね。
それが終わるとリクの机から本を移し読み始める。
本をめくる手を止めず、ひたすら字を追う。
速読だ。
周りはそんな俺の行動に呆気にとられている。
そんなときにチャイムがなって中尾っちが母さんと一緒に入って来た。
母さんは紅い髪を昔あげた焦げ茶のスプレーで染めている。
後で新作あげよー。
顔には大きな丸眼鏡。
中「席付けー」
突っ立ったままの生徒に一声かける中尾っち。