ONLY YOU~愛さずにはいられない~Episode.0~
「凄いじゃん。昨日、相良先生はおいといて、デートしたお義兄さんなんてワイルドでイケメンだったじゃん」

優華は景虎さんタイプが好みか・・・

「俺は・・・どう?」

「どうって・・・」

優華は康秋君の外見を見て声を濁す。


「・・・あ…チャイムが鳴る…じゃ席に戻るね・・・」
優華は誤魔化し、席に戻った。

「逃げたな…お前の友達」
「そんな変な恰好やめたら・・・優華だって…優華もコーガのファンだから・・・」

「ふうん。あの子も俺のファンか・・・」

「手出したら、ダメだからね・・・」

「俺は何も言ってないだろ?」

「なんか・・・気配で感じた・・・優華には他校だけど…カレシ居るんだから・・・」

「ちなみにお前は?」

「わ、私??私は・・・」


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