失 楽 園



首を傾げて言ったら、
姉さんはほとんど無意識だと言った感じで

 呟いた。





「……いっしょに、はいろ……」





身体の何処かで
ぷつりと音をたてて何かが切れる。

姉さんのその言葉を聞いた途端、
僕は姉さんを抱き寄せ、
姉さんの唇に
自分の唇を押しつけていた。



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