話術師フェイス
K1リリ
 弥生:「はじめましてk1リリさん。」



 k1リリは中学生。



 夕方になるまで連絡を取るコトは出来なかった。



 その日の夕方五時。



 k1リリ:「え?日本史ナンバー?マジで?」



 いきなり、タメ口のk1リリ。



 典型的なネットの中の中学生。



 思慮が浅く、見ている世界が狭いため恐れを知らない・・・。



 それこそが若さゆえの特権なのだろうが、この場では命取り・・・。



 今から何が始まろうとしているのか・・・。



 ・・・ボクの口から言うコトは禁じられている・・・・・・・・・・・。



 弥生:「日本史ナンバーに偽者も本物もないわ。あなたに少し尋ねたいことがあるの。」



 k1リリ:「え?俺に?・・・・何かくれるならいいよ。日本史ナンバーでしょ?」



 ・・・・どういう理屈だ?



 馬鹿にもほどがある・・・・。


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