プリキス!!




何でお姉ちゃんは西凛へ行くように言ったのかは、橘の話を聞く限り、昨日お姉ちゃんと天音先輩が西凛へ行って、そこで私を西凛で預かってもらうという話になったという訳らしい。



「一人で家に残していくより俺らといる方が安全だからじゃない?東は烏丸の事知ってたんでしょ。なら家も安全とは言えないからねー。」






一人でいる時に攫われたら困るでしょ?と橘。


そんな橘に少し困ってしまった私。






「いや、攫われないと思うよ。そんなポピュラーじゃないでしょ、人ざらいなんて。」


「……ザラだけど?」



ザラなの?!

お姉ちゃんも橘もちょっと過保護が過ぎると思ったんだけど……いやぁ、不良の世界は恐ろしい。







お世話になりますと頭をペコリ。

いえいえお気になさらず、とまたペコリ。








「ところで恵は?」


「それが、昨日から風邪で寝込んでるんだよね。」


「……ああ、だからなのね。フルーツバスケット。」


お見舞い用だったんだ。



「珍しいよね、めぐが風邪なんて。」


確かに。


隠飛羽でインフルエンザが大流行した時も恵だけ1人ピンピンしてたっけ。



「今年の風邪菌は余程強靭と見た。橘、うがい手洗い忘れずにね。」


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