朝日と君の背中
1




「ありがとう
 ございましたー」


帽子をとり大きく
頭をさげる


私、夜瀬愛斗は
高速道路の脇の
小さなガソリンスタンド
でバイトをしている



「いやー暑いねー
 夜なのに」


この人は店長


最近結婚して
浮かれてる

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