Dear Song
「どうしようもねぇ、バカだな。でも、、、そのバカたちと奏でる音楽が、俺にはあってる」


そして、TAKUYAも、、、


重なった、4人の拳。


そこには、確かにLanatureの絆が見えた。


「解散はしねぇ。ただの活動休止だ。復活は、DAIの怪我次第。それで良いか?」


TAKUYAは、みんなの意見を確認するように尋ねる。


それに、みんな頷く。


「絶対に、Lanatureは復活する。待ってくれるファンがどれだけ居るか、それはわからねぇ。けど、、、流れたファンを、新しいファンを俺らなら、また捕まえられる」

「DAIが、俺らのことを待たせるんだ。今まで以上に、良い歌を書くさ」


TAKUYAの言葉に、AKIRAが冗談交じりに言った。


「それくらいしてくんなきゃ、困るよねぇ~」

「待ってろ。最高の歌、作ってやる」


SATOの言葉に、DAIは笑って約束した。

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