Dear Song
勝手に美郷と比べて、卑屈になって、嫉妬までして、、、


あたし、何処まで、、、嫌な人間なんだろう。


そんなことを思っていると、チャイムが鳴り、、、


「じゃ、またね?」


そんな言葉をあたしに掛け、美郷は自分の席へと戻って行った。


また、ね、、、か。


あたしはまた、美郷と話す日が来るのだろうか?


あたしが美郷に声を掛ける日は、きっとないだろう。


もし、今度また美郷に声を掛けられた時。


普通にあたしは、美郷に接してあげられるだろうか?


そんな疑問を持ちながら、あたしは授業を受けた。


そして最後の終了のチャイムが鳴り、あたしはいつもの様に1人で家へと帰った。

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