迷宮ラブトラップ
四月
新学期に入った

子供の学校も始まってバタバタする中、旦那が土曜日に遼也の診療所に行った為、翌週に瑞香も予約を入れさせてもらった。


当日の朝

予約がいっぱいになったから早目においで

と、遼也からメールが来た。


なるべく早目に行くと次の予約は2時間後と言う。

十分あるじゃない?
それとも、一緒にいる時間を少しでも多くしたかった?

着くなり抱き締められ、性急に服を脱がされた。
そしていきなり遼也は瑞香の恥ずかしい所を舐めた。

恥ずかしいけれど、気持ちいい…

されるがままになっていた瑞香だったが、
「じゃあ、診るよ。」
と遼也に言われ、そろそろと診察台へと移動する。

遼也にとっては軽い戯れのようなものだろうか。
しかし瑞香の身体はこれから起こるであろう事に期待して疼いているようだった。

いつものように診てもらいながら、合間合間にちょっかいをだす遼也に、翻弄される瑞香。

「旦那の調子はどう?」
瑞香より更に調子の悪い旦那を気遣う素振りを見せつつも
「もう腰が痛いから(エッチするの)止めたらって言ってみたら?」
ヤキモチのようにも聞こえるような事を言ったりもする。


旦那とエッチすることは気にしていないし、むしろ仲がいい方が周りにも気付かれないからいい。

以前はそう言っていた遼也だったが、瑞香に対する独占欲が出てきたのだろうか?
瑞香は心の中でこっそりと幸せを噛み締める。


今日は帰ると旦那がいるので最後までするのを迷っていた瑞香だったが、結局遼也の誘惑には勝てなかった。

身体を繋げると
「ずっとこうしていたいよね」
と遼也が甘く囁く。

頷きながら、今この時だけでもと遼也との時間に浸る瑞香だった。
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