ー君は俺の光ー[1]

「麻央の部屋ってドコなの?」



「2階の1番奥の左側だよ。じゃ、宜しくね?」




部屋を教えてもらい向かう。



階段を上りながら、少しドキドキとしている事に気付く。



俺は今まで他人の家に行った事がない。



だから連れて来られた時、正直最初は落ち着かなかった。



こんな俺を知ったら笑われるだろか…。



麻央の部屋の前に着き、ノックする事を一瞬躊躇う。



泉李以外の男の人の部屋…。


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