ー君は俺の光ー[1]
「なーんか、妬けちゃうな…。そうだ、くぅは…何で部屋に来たの?」
…ん?あれれ?
何か忘れてるような…?
「もしかして、起こしに来てくれた?」
あっ、そーじゃん。
俺、悠大から頼まれてたんだった。
すっかり忘れてたわ…。
それに俺いつまで麻央の膝の上に乗ってんだろ。
「そうそう。俺、悠大に頼まれて麻央を起こしに来たんだった。」
そう言いながら立ち上がる。
「そっか…。俺、てっきり……。」