ー君は俺の光ー[1]

さっきまで煩かったゲーム音や、カタカタとキーボードを叩く音が全くしない。



リビングに向かうと誰もいなかった。



皆何処いったんだろ…。



庭がある方へ足を延ばし見やるもいない。




「どしたの?くぅ。」




いつの間にか下りて来ていた麻央。



少しビックリしつつも「皆何処行ったのかな、と思って。」と、言葉を繋ぐ。




「あぁ、あそこ。」




麻央が指差した方を見る。


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