ー君は俺の光ー[1]
まぁ、家もいきなり来ちゃったんだけどさ…。
家と倉庫じゃ違うからなぁ。
最悪、嫌な顔されたらすぐに帰ればいいか。
「ぶへっ…。」
前を見るとどうやら止まった麻央の背中に鼻を打ちつけたらしい。
考えながら歩いてたから麻央が止まったの気づかなかった…。
麻央さん、急に止まらないでくれ…。
鼻を摩り涙目になりながら「鼻打った〜。」と麻央に抗議するも抱きつかれ、ヨシヨシと頭を撫でられた。