ー君は俺の光ー[1]

「何も話してない。」




惠が聞くとそう答えた麻央。




「おまっ…。」




アチャーっていう顔文字のような仕草をする惠。



何か面白い。



…じゃなくて、話が掴めないよ?君達。



麻央が晴可に目配せをすると頷いて話出した。




「えーと…まず、ここが族の溜まり場なのは解るよな?」




…族の溜まり場?



何ですか?それは……。


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