ー君は俺の光ー[1]
食べ終わったキャンディの棒をゴミ箱へ投げ、イスに座るとチャイムと同時に教科担が教室に入って来た。
2時限目が終わりちょっとした休み時間。
周りはガヤガヤと大声を出したり笑ってたり…。
ボ〜ッとそれらを眺めるボッチな俺。
クソつまんねーなぁ…。
どっかで好きな音楽でも聴きながら時間潰すか…。
そう思いながら教室を出るも、校内で迷子になるのはかなり面倒くさい。
取り敢えず、屋上に行く事にした。
階段へと足を運びズンズン上がって行くと階段と屋上を隔てている扉が見えた。