ー君は俺の光ー[1]
車に乗って、柏木も泉李の様子が可笑しい事に気付いたみたいで(バックミラー越しに何回も目合うからさ)敢えて深く頷きスルーを決め込ませた。
家に着いてからは、うん。
昼飯は俺の部屋で一緒に食ったんだよね。”あ〜ん”とかされて超ハズかった…。
んでさ、何か今保健室の時と同じような感じになっちゃってさ?
アレヨアレヨと俺が寝かしつけられちゃった訳で…健康体の俺が寝て熱ある泉李が世話を焼くって可笑し過ぎる。
いつもの泉李なら熱があれば熱冷ましシート貼り付けてスポドリ置いてサッサとどっか行っちまうヤツなんだぜ?
今回は甲斐甲斐しく世話するから笑いが出そうになったっつの。