はじまりはあの時から。
「なにいまさらそんなこと言ってんの?


俺はお前しかいらねえ。



お前がいれば、なんだってやっていける。


どんなららも好きだから。」



そんなことを言われたら嬉しくてたまらないよ。



「私も好きだよ、魁斗。」



「なにそれ、照れるな。」



そう言って私のおでこにキスしてくれた。


「じゃあ綿菓子買いに行くか。」




そう言って私の手を引っ張って綿菓子の屋台まで誘導してくれた




本当に幸せだな…






今思い出せば、この時の私は、幸せすぎたんだと思う。





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