中距離恋愛
しばらくして意識を取り戻すと、剛に腕枕をされていた。
私が意識を戻したのに気づくと、おでこにキスをしてくれた。
そして、
「ゴメン、大丈夫か?
大地に嫉妬して、無理させた」
そう謝ってきた。

「んー。大丈夫だよ」
笑顔でそう答える。

「そっか。
なぁ、今日はどうしたんだ?夏帆、いつもよりかなり積極的で驚いたよ。
やっぱり、大地に会ったから?」
「……………」
「ごめん。
答えられないよな。
夏帆が大地と付き合ってたの知ってて、それなのに2人を合わせて…。
自分で嫉妬しちゃうなんてな。
…過去のことだし、平気だと思ってたんだけど、ダメだったな…。
嫌な思いさせたらごめんな。
でも俺はお前が好きだ。
あいつと付き合っていた過去も含めて、今も、これからもお前を愛していくから」

「えっ…?…んぅ」
剛が言った意味を理解する前に、唇を塞がれた。

「…今度は優しくするから、もう1回…」
耳元で甘く囁かれ、その唇は、すぐに胸元にたどり着く。
先端を舌で転がされると、すぐに甘い痺れが身体を走る。
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